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架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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240ba3d4.jpgSIG220


(左:雛見沢に来た自衛隊が装備していたMP5 右:鷹野が使ったSIG220拳銃)

「ひぐらしのなく頃に解」第13話「終末」では鷹野三四が率いる山狗が前原圭一達と戦う展開になった。ここで鷹野が使用した拳銃はSIGP220拳銃を日本がライセンス生産した9ミリ拳銃であった。
アメリカから供与されて使い続けていた11.4ミリ拳銃M1911A1「コルトガバメント」の老朽化により後継の拳銃としてスイスのSIGP220が採用された。
部隊配備は1982年(昭和57年)から始まり、あの時点(昭和58年)で鷹野は最新装備を持っていた事になる。
そして、第13話のラストで防護服を着た自衛隊員(山狗か?)が装備していたのはドイツのH&KMP5短機関銃である。形状はサイレンサー付きのタイプのようだ。(MP5SD1~3のどのタイプかは不明)1966年に西ドイツは採用し、1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件でドイツ特殊部隊GSG9が装備していた事で有名となった。それから世界各地の警察や軍でも使用される事となった。
それは日本でも同じで警察の銃器対策部や特殊部隊SATが装備し、海自の特別警備隊や陸自の特殊作戦群にも装備されていると言われている。
だが、1983年(昭和58年)の日本では、どうだろうか?1977年(昭和52年)には警視庁と大阪府警にSATの前身である特殊部隊(「特科中隊」と「零中隊」、1980年代初頭にはSAP)が居た事から日本にもあったと考えられる。
自衛隊では陸自の冬季戦技教育隊と言う特殊部隊に準じた部隊があった。けれどもMP5があったかは不明である。
もっとも、山狗自体が非公式な存在であるから陸自が有していない装備をも使えたのだろうと思われる。

(今回はATX実況スレの嬌嫣の紫水晶さんと名無しさんの意見が参考になりました)

Higurasi13_010.jpg





(↑第13話のラストで高笑いをする鷹野)
第13話は鷹野役の伊藤美紀さんの演技が良かったです。見事に容赦ない悪役を演じたと言う事で。あの低い声に最近ハマッてしまったよ(笑)
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