架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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昨日。呉からソマリア沖に向けて護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が出港した。
これを見に行こうと呉に愛車のダイハツミラで向かう。
行く途中のラジオで呉市内が午前11時~午後3時まで一部で道路の交通規制が行われると聞く。道中の道路情報の掲示板も同じだ。
この交通規制は重要な意味がある。それは総理大臣麻生太郎が激励をする為に呉基地へ来るからだ。
呉市内の中心部は何も異変を感じないが、海自呉地方総監部の正門前には警官二人が立っている。
昭和埠頭から風景も空気も変わる。
歩道を機動隊員が5メートル間隔で立っている。車道の路肩には機動隊の青いバスが停まっている。
コンビニの駐車場にも警察車輌が停まりあっちこっちを警察官が歩き回っている。総理が来るだけあってかなりの厳戒態勢だ。
いつもアレイからすこじま公園に行く時に使うコンビニの裏にある山の駐車場に車を停めようとしたら、そこも警察車輌が多く停まっている。
駐車して良いか不安になりつつも停めるとすぐに警官が来た。
お互いに挨拶をすると穏やかな顔と口調で質問を受けた。
警官「マスコミの方ですか?」
葛城「いえ、違います」
どうやら車を停めてすぐにデジカメを取り出したからのようだ。
警官「今日は式典があるのはご存じで?」
葛城「知らなかったです。出港する護衛艦を見に来たので」
実は総理が来るのを朝食を食いながら見た携帯のニュースで知っていたが式典まであるのは知らなかった。
警官「では、そのカメラは船を撮るんですね?」
葛城「はいそうです」
警官「総理も?・・・・」
この「総理も?」と訊く言葉は鋭い雰囲気を滲ませたものだった。
葛城「いえいえ、船だけですよ」
必死に否定する俺。それで分かって貰えたのか「アレイからすこじま公園でなら見れますよ」と言ってから警官は去った。
それから車を降りて公園に向かう。
ほとんど警官しか居ない。中にはマスクをした公安らしい人が周囲を監視している。
アレイからすこじま公園は潜水艦桟橋の目の前にある。潜水艦が主に見れる所であるが、護衛艦も遠くになるもののなんとか見れる場所である。
しかしこの公園も機動隊員が道路側を向いて警備をしている。
だが公園には別の人達が居た。いわゆる市民団体という方達だ。団体名を書いた赤い旗を立てて潜水隊前のバス停に陣取っている。
それ以外の人は見当たらない。
警官と市民団体だけしかいないなんともギスギスした空間。
どうも居づらさを感じたので出る事にした。
(唯一撮影した機動隊員と掃海艇の写真。後で珍しい機動隊や車輌をもう少し撮っておけばよかったと後悔)
出港する2隻の護衛艦を見る事は叶わなかったが、総理が来る時の警備がどんなものか分かった。
にしても警官だらけというのは凄い威圧感のあるものだ。それが秩序を保つ為の抑止力であり必要なものである。
そして今もソマリア沖に向けて航行している「さざなみ」と「さみだれ」の幹部と隊員達に海保の皆さんが無事に帰って来る事を祈る。
これを見に行こうと呉に愛車のダイハツミラで向かう。
行く途中のラジオで呉市内が午前11時~午後3時まで一部で道路の交通規制が行われると聞く。道中の道路情報の掲示板も同じだ。
この交通規制は重要な意味がある。それは総理大臣麻生太郎が激励をする為に呉基地へ来るからだ。
呉市内の中心部は何も異変を感じないが、海自呉地方総監部の正門前には警官二人が立っている。
昭和埠頭から風景も空気も変わる。
歩道を機動隊員が5メートル間隔で立っている。車道の路肩には機動隊の青いバスが停まっている。
コンビニの駐車場にも警察車輌が停まりあっちこっちを警察官が歩き回っている。総理が来るだけあってかなりの厳戒態勢だ。
いつもアレイからすこじま公園に行く時に使うコンビニの裏にある山の駐車場に車を停めようとしたら、そこも警察車輌が多く停まっている。
駐車して良いか不安になりつつも停めるとすぐに警官が来た。
お互いに挨拶をすると穏やかな顔と口調で質問を受けた。
警官「マスコミの方ですか?」
葛城「いえ、違います」
どうやら車を停めてすぐにデジカメを取り出したからのようだ。
警官「今日は式典があるのはご存じで?」
葛城「知らなかったです。出港する護衛艦を見に来たので」
実は総理が来るのを朝食を食いながら見た携帯のニュースで知っていたが式典まであるのは知らなかった。
警官「では、そのカメラは船を撮るんですね?」
葛城「はいそうです」
警官「総理も?・・・・」
この「総理も?」と訊く言葉は鋭い雰囲気を滲ませたものだった。
葛城「いえいえ、船だけですよ」
必死に否定する俺。それで分かって貰えたのか「アレイからすこじま公園でなら見れますよ」と言ってから警官は去った。
それから車を降りて公園に向かう。
ほとんど警官しか居ない。中にはマスクをした公安らしい人が周囲を監視している。
アレイからすこじま公園は潜水艦桟橋の目の前にある。潜水艦が主に見れる所であるが、護衛艦も遠くになるもののなんとか見れる場所である。
しかしこの公園も機動隊員が道路側を向いて警備をしている。
だが公園には別の人達が居た。いわゆる市民団体という方達だ。団体名を書いた赤い旗を立てて潜水隊前のバス停に陣取っている。
それ以外の人は見当たらない。
警官と市民団体だけしかいないなんともギスギスした空間。
どうも居づらさを感じたので出る事にした。
(唯一撮影した機動隊員と掃海艇の写真。後で珍しい機動隊や車輌をもう少し撮っておけばよかったと後悔)
出港する2隻の護衛艦を見る事は叶わなかったが、総理が来る時の警備がどんなものか分かった。
にしても警官だらけというのは凄い威圧感のあるものだ。それが秩序を保つ為の抑止力であり必要なものである。
そして今もソマリア沖に向けて航行している「さざなみ」と「さみだれ」の幹部と隊員達に海保の皆さんが無事に帰って来る事を祈る。
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