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架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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今日の参議院外交防衛委員会で浜田防衛大臣は北朝鮮の核兵器について「比較的短期間のうちに小型化、弾頭化に至る可能性は排除できない」と述べた。

昨日の記事で取り上げた岡部いさく氏の分析とも合わせて北朝鮮は核を半ば使える兵器として現在持っていると言える。

北朝鮮のミサイルに搭載する核兵器の技術がどの程度進んでいるのかは不明だが、昨日の岡部氏の発言だとテポドン2号には20ktの威力がある5トン以下の弾頭を搭載する事は可能らしい。
これが本当だとするとテポドン2号は核ミサイルに転化できるという事だ。
テポドン2号は4月の打ち上げで日本列島を越えて飛行した。これは北朝鮮は日本に核カードを突きつける事が出来るという事だ。
日本政府は今回の核実験で経済制裁を強化する事を検討しているが北朝鮮の核カードに日本の政治がどう立ち向かえるかが今後の問題だろう。
可能性は低いが北朝鮮の高官が日本に「いつでも東京を火の海に出来る」(かつて北朝鮮は韓国に「ソウルを火の海にする」と恫喝した)と圧力をかけられた場合は独自に毅然とした態度を日本政府は示せるか心配だ。
(アメリカが日本を守るとか確約する後ろ盾があれば別かもしれんけど)

対アメリカにしても北朝鮮が核兵器をモノに出来た事からこれまでの6カ国協議や米朝協議で議論した「核の無能力化」という交渉が失敗した事を示されたのだ。
今後は「核軍縮交渉」という1枚増えた核カードで北朝鮮との交渉をしなければならなくなるだろう。
仮に北朝鮮が核兵器を2発保有していると明言してこれを1発に削減せよとアメリカが要求する。これに北朝鮮は支援などの見返りを要求するだろう。
前と変わらない飴とムチのシーソーゲームが終着点が遠くなって続く(この場合の終着点は北朝鮮の核開発放棄)だろう。

北朝鮮の核兵器の威力は現時点で日本やグアムに届くかもしれない核ミサイルという軍事的な面よりも外交面でアメリカと対等に交渉できるカードを持てた事が最大の威力なのだ。
これは繰り返す歴史なのかもしれない。
核兵器開発の完了は北朝鮮にとってはアメリカと対等に話し合える関係を築く土台になると期待がなされている筈だ。
中国は朝鮮戦争でアメリカの力を知ると原爆開発を始めた。これは唯一の核兵器保有国として力を誇示するアメリカに対抗できる力を持つためだった。(ソ連も同じ様な考えで核開発を進めていた)
工業や経済の成長がまだ途上であったにも関わらず中国は核開発に力を注いだ。
1964年の中国が核実験を成功させると当時のアメリカのケネディ政権は中国への軍事攻撃を計画したが攻撃しても核開発は止められないと判断して外交による対応策を選択したという。
つまりはアメリカにとって軍事力の行使には慎重になる国として見られたのだ。核によって。
これを北朝鮮は学んでいてもおかしくはない。
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無題
こんばんわ(^O^)/
何気なく呉ryでググッたら見つけてしまいました

これからも拝見していきますので頑張ってください
それでは
聖峰ファン 2009/05/26(Tue)23:09:34 編集
無題
ようこそ~( ゚∀゚)ノィョ

気まぐれな内容ばかりですがよろしく~
葛城マサカズ 2009/05/26(Tue)23:29:51 編集
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