架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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●足利事件に見る問題
6月4日に1990年の足利事件で逮捕され服役してた菅谷利和氏が釈放された。
DNA鑑定で無罪である事がようやく認められて17年もの不当な収監よりの解放である。
この事件は2点の問題を提示している。
・DNA鑑定を含む警察の捜査
・時効制度の廃止
足利事件では当時のDNA鑑定で菅谷氏は犯人だと断定された。
だが当時のDNA鑑定の技術はまだ数百人に一人を特定するもので、似たDNAの型が複数居るというもので、現在のように何兆に一人という一人を特定するにはまだ未熟なものであったと言える。
このような不確定要素がありながらも十分な証拠とされていたのだ。
DNA鑑定で犯人だとされて逮捕、有罪が確定し死刑となった事件もある。
1992年の女児二人が殺害された飯塚事件で逮捕された久間三千年氏はDNA鑑定で犯人と断定され昨年10月に死刑が執行された。
飯塚事件でのDNA鑑定は警察が久間氏本人から任意で提出させた毛髪と現場で採取した犯人のものと思われる血痕とで鑑定し、久間氏とDNAが一致と結論。
だが、検察が第三者の鑑定で行わせた帝京大学での結果は同じ毛髪と血痕を使っても久間氏と一致しないと結論を下した。
だが、裁判ではこの食い違う鑑定結果は警察によるものしか認められなかった。
また、5月24日放送のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で特集された「DNA鑑定の光と影~冤罪と失われた証拠~」では警察が被害者に犯人のDNA(体液)が付いた証拠を返却したとか洗濯した後の被害者のスカートから容疑者のDNAを採取するなど聞いて唖然とする事を警察が行っていると報道していた。
つまりは進歩したDNA鑑定があっても警察の姿勢が変わらない限りは白の証拠が簡単に黒の証拠だとなるのだ。足利事件や飯塚事件の裁判を見ても裁判官も検察寄りの動きをする場合もある事から警察・検察・裁判所の改善が必要だと思われる。
これから本格的に始まる裁判員による裁判では検察から提出される証拠が本物かどうか怪しむ間もなく進められるだろう。(怪しむような事態が異常ではあるが)
下手をすればでっち上げの証拠を信じ込まされて有罪だと決断する事になるのではないかと心配でならない。
菅谷氏は釈放後の会見で時効制度の廃止を訴えていた。
近年時効の廃止の訴えや検討が行われているが廃止すべきではないと考える。
被害者や冤罪で逮捕されてしまった人は真犯人を何が何でも特定して捕まえて欲しいと願っている。
けれども警察の捜査能力をもっと強化しなければ時効を廃止して解決するまでの捜査は出来ない。懸念されるのは時効が無くなった事で事件の処理を急ぐ為に冤罪が増える事だ。
現状の捜査態勢のまま時効廃止となれば積み重なる事件が捜査関係者への負担は多くなる事は間違いない。かと言って警察の捜査能力強化をしようにも日本の警察の多くは地方自治体が運営しているから予算の増額は難しい。
時効廃止の問題は警察の強化をするかどうかの論議すら行われていないところを危惧する。
つまりは「時効廃止にする為には何が必要か?」という中身の無い感情論で進められているのではないかと思えてならない。
●「レイプレイ」問題
アダルトゲーム「レイプレイ」を発端にまた規制強化が叫ばれている。
事件の詳細はここで省くがかいつまんで流れを書くと。
・日本国内だけの販売なのにAmazonではイギリスでも販売できるようになっていた。
・これにイギリスの国会議員がイギリス国内での販売を出来ないようにせよと国会で訴え。アメリカの人権団体「イクオリティ・ナウ」が日本政府にゲーム自体について抗議の文書を送った。
・自民党の女性局がアダルトゲームの規制を検討し始める。野田聖子衆院議員も同調する声明を出す。
・コンピューターソフトウエア倫理機構(ソフ倫)が自主規制をすると表明。
以前から海外では日本の漫画やアニメに関して性的な部分が多くポルノだと批判する声があった
が今回の件で焦点となったのはそのゲームがタイトルを見てお分かりだと思われる「レイプ」や「陵辱」をメインに扱ったゲームだからだ。
自民党や野田議員の動きはレイプや陵辱の描写があるアダルトゲームは製作も販売も出来ないように規制しようとしている。これにソフ倫がいち早く自主規制を打ち出したのだ。
レイプや陵辱は「現実」にあってはならない悲劇である。
規制をしようとする人達は「レイプをゲームとして楽しむなんて信じられない!」と思っているだろう。
だが思えば格闘ゲームをやっている人はいつかは人を殴ったり蹴ったりしたいとか、シューティングゲームをやっている人はいつかは本物の銃で人を撃ち殺したいなんて思われているのと同じである。
ゲームに限らずプロレスの中継を見て人は暴力的になってしまう。推理ものの小説やドラマ、犯罪に関してのドキュメンタリーを見て犯罪の計画を練っている。スプラッタホラーを見ている人は殺人をしたいのだと思うのと同じである。
古代ローマではコロッセオと呼ばれる闘技場での人間同士の斬り合いや猛獣対人間の対決を見て楽しんだとされる。また現在でも先に挙げたゲームやドラマや映画・スポーツにジェットコースターやバンジージャンプなど人は危険なものが含まれる事を楽しんでいる。
つまりは危険なこと恐ろしいことを見る体験するで抑圧された心理を解きカタルシスを得るのである。
要はガス抜きだ。
アダルトゲームのレイプや陵辱をメインとした作品もこうしたカタルシスを得るガス抜きの道具だと言える。(この場合は人間の三大欲求の一つも満たすものでもあるね)
この場合は現実には出来ない事をゲームでやると言う事に過ぎない。いわば「グランドセフトオート」
というゲームで車を盗み通行人を跳ねるまで暴走をすると同じようなものだ。
現実では出来ない(したくない)からこそ暴力的なゲームを楽しめるのである。
だからこそ現実と空想の区別が普通の大人なら持っている。
また考えなければならないのはアダルトゲームに限らず漫画やアニメの業界は弱いと言う事だ。
同じレイプの描写があるAVの作品が非難や規制の対象にされない事を考えてみて欲しい。
ゲーム・アニメ・漫画はこれを守る政治的な利権は何も無いのだ。
だからこそ何度も規制の槍玉になり、松文館事件のように自民党の平沢勝栄議員が警察に影響力を行使するまでの事が起きている。
はっきり言えばアニメやゲーム特に成人向けのものを愛好するまたは製作する人々は政治的弱者なのである。
これを変える今出来る事は選挙への投票だろう。
オタクでも多くの有効な票を持つようにならなければならない。
本当にアニメやゲームが好きなら政治への無関心はあってはならない事態に既になっている。
●京都教育大学集団強姦事件冤罪の可能性
京都教育大学の男子学生6人が19歳の女子大生を強姦したとして逮捕された。
6人のうち1人以外はまだ否認をしている。
さて、ここで事件の流れを振り返ってみよう。
・2月25日に居酒屋で強姦されたとされる。
・3月3日に被害女性の母親が大学に相談。
・3月6日にハラスメント防止委員会が大学に設立。学生に聞き取り調査。
・3月24日に大学側は性交渉があった事を確認したが合意の有無は不明。
被害女性の母親に大学は「警察への告訴も考えてください」と言う。
・3月31日付けで大学は6人の学生を無期限停学処分
・3月27日被害女性の母親は警察に相談。
・4月1日に刑事告訴
・6月1日学生6人を警察が逮捕
http://blog.livedoor.jp/secondrape2009/
(参考資料:京都教育大レイプ事件のセカンドレイプ問題についての情報集積ブログ)
このブログを見ると刑事告訴までの時間が長い事が疑問である。
証拠の確保の問題からも刑事告訴は早めにすべきだが事件があったとされる日から1ヶ月以上もの間がある。
刑事告訴をしたら報復を受けるかもしれないと恐れたからか?
けれども大学内だけの周知なら6人の男性達は自由に行動できるのだから報復される可能性は大学への相談だけの方が高い。
参考資料のブログでは合意の上で6人とのセックスをした女性だったが、大学内には6人の同級生である彼氏が居る気まずさから強姦だと言ったのではとも書かれている。
密室の中での出来事であるから証明は難しい。
ましてやその場に居た6人が全員が容疑者となっているから証言は反論の材料にはなり難い。
6人の男達にとって苦悩の日々が始まったのだ。
レイプや痴漢事件は偏りの無い見方をしなければ御殿場事件のような冤罪事件を繰り返すばかりである。
http://f13.aaa.livedoor.jp/~hiroppe/gotenba/gotenba.htm
(「御殿場事件」を忘れるな)
●警官発砲で1154万円の賠償
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmay0905730/
(神奈川新聞)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1268412.html
(痛いニュース)
2004年に警官が逃走車両の運転手に発砲して運転していた31歳の男性を半身不随にさせてしまった事件が起きた。
この半身不随にさせた事を違法だと訴える裁判の判決が5月27日に横浜地裁で下された。
判決は警官の発砲を違法とし、神奈川県に1154万円の賠償を命じた。
痛いニュースの記事を読むと31歳男性は職質から逃れる為に逃走を始め、追い詰められるとパトカーにぶつかってまで逃走を続けようとしていたのだ。
これでは発砲されても文句は言えない状況だ。
何よりも職質されて逃げるというのは「私は怪しいですよ」と叫んでいると同じだ。
これでパトカーにぶつかってまで車で逃げようとするのだ。警官の生命だけでは無く無用の逃走を続ける車が一般人を巻き込んで事故を起こす可能性もある。(またこの男性は公務執行妨害と併せて覚醒剤取締法違反でも逮捕されているから覚醒剤を使用しての逃走とも考えられる)
横浜地裁は「威嚇発砲をすべきだった」として違法としているが既に警告はしてあると神奈川県警は反論している。
思うにここまで来ると守るべきは命がけで職務を行っている警官か、薬漬けで暴れる男かになる。
かつて拳銃の発砲が厳しく規制されていた頃の警官は犯人の刃物で刺されて命を落とす事件があった。これの反省から緊急時には警官が発砲できるように規制緩和がなされた。
警官が倒されてしまった場合。果たして誰がその場で無防備な一般人を守るのであろうか。
今回の横浜地裁の判断は公共の安全に影を落とす事にならないだろうか。
引き金を引くのを躊躇って被害者が増える。
そんな事態にならないと言えるであろうか。
6月4日に1990年の足利事件で逮捕され服役してた菅谷利和氏が釈放された。
DNA鑑定で無罪である事がようやく認められて17年もの不当な収監よりの解放である。
この事件は2点の問題を提示している。
・DNA鑑定を含む警察の捜査
・時効制度の廃止
足利事件では当時のDNA鑑定で菅谷氏は犯人だと断定された。
だが当時のDNA鑑定の技術はまだ数百人に一人を特定するもので、似たDNAの型が複数居るというもので、現在のように何兆に一人という一人を特定するにはまだ未熟なものであったと言える。
このような不確定要素がありながらも十分な証拠とされていたのだ。
DNA鑑定で犯人だとされて逮捕、有罪が確定し死刑となった事件もある。
1992年の女児二人が殺害された飯塚事件で逮捕された久間三千年氏はDNA鑑定で犯人と断定され昨年10月に死刑が執行された。
飯塚事件でのDNA鑑定は警察が久間氏本人から任意で提出させた毛髪と現場で採取した犯人のものと思われる血痕とで鑑定し、久間氏とDNAが一致と結論。
だが、検察が第三者の鑑定で行わせた帝京大学での結果は同じ毛髪と血痕を使っても久間氏と一致しないと結論を下した。
だが、裁判ではこの食い違う鑑定結果は警察によるものしか認められなかった。
また、5月24日放送のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で特集された「DNA鑑定の光と影~冤罪と失われた証拠~」では警察が被害者に犯人のDNA(体液)が付いた証拠を返却したとか洗濯した後の被害者のスカートから容疑者のDNAを採取するなど聞いて唖然とする事を警察が行っていると報道していた。
つまりは進歩したDNA鑑定があっても警察の姿勢が変わらない限りは白の証拠が簡単に黒の証拠だとなるのだ。足利事件や飯塚事件の裁判を見ても裁判官も検察寄りの動きをする場合もある事から警察・検察・裁判所の改善が必要だと思われる。
これから本格的に始まる裁判員による裁判では検察から提出される証拠が本物かどうか怪しむ間もなく進められるだろう。(怪しむような事態が異常ではあるが)
下手をすればでっち上げの証拠を信じ込まされて有罪だと決断する事になるのではないかと心配でならない。
菅谷氏は釈放後の会見で時効制度の廃止を訴えていた。
近年時効の廃止の訴えや検討が行われているが廃止すべきではないと考える。
被害者や冤罪で逮捕されてしまった人は真犯人を何が何でも特定して捕まえて欲しいと願っている。
けれども警察の捜査能力をもっと強化しなければ時効を廃止して解決するまでの捜査は出来ない。懸念されるのは時効が無くなった事で事件の処理を急ぐ為に冤罪が増える事だ。
現状の捜査態勢のまま時効廃止となれば積み重なる事件が捜査関係者への負担は多くなる事は間違いない。かと言って警察の捜査能力強化をしようにも日本の警察の多くは地方自治体が運営しているから予算の増額は難しい。
時効廃止の問題は警察の強化をするかどうかの論議すら行われていないところを危惧する。
つまりは「時効廃止にする為には何が必要か?」という中身の無い感情論で進められているのではないかと思えてならない。
●「レイプレイ」問題
アダルトゲーム「レイプレイ」を発端にまた規制強化が叫ばれている。
事件の詳細はここで省くがかいつまんで流れを書くと。
・日本国内だけの販売なのにAmazonではイギリスでも販売できるようになっていた。
・これにイギリスの国会議員がイギリス国内での販売を出来ないようにせよと国会で訴え。アメリカの人権団体「イクオリティ・ナウ」が日本政府にゲーム自体について抗議の文書を送った。
・自民党の女性局がアダルトゲームの規制を検討し始める。野田聖子衆院議員も同調する声明を出す。
・コンピューターソフトウエア倫理機構(ソフ倫)が自主規制をすると表明。
以前から海外では日本の漫画やアニメに関して性的な部分が多くポルノだと批判する声があった
が今回の件で焦点となったのはそのゲームがタイトルを見てお分かりだと思われる「レイプ」や「陵辱」をメインに扱ったゲームだからだ。
自民党や野田議員の動きはレイプや陵辱の描写があるアダルトゲームは製作も販売も出来ないように規制しようとしている。これにソフ倫がいち早く自主規制を打ち出したのだ。
レイプや陵辱は「現実」にあってはならない悲劇である。
規制をしようとする人達は「レイプをゲームとして楽しむなんて信じられない!」と思っているだろう。
だが思えば格闘ゲームをやっている人はいつかは人を殴ったり蹴ったりしたいとか、シューティングゲームをやっている人はいつかは本物の銃で人を撃ち殺したいなんて思われているのと同じである。
ゲームに限らずプロレスの中継を見て人は暴力的になってしまう。推理ものの小説やドラマ、犯罪に関してのドキュメンタリーを見て犯罪の計画を練っている。スプラッタホラーを見ている人は殺人をしたいのだと思うのと同じである。
古代ローマではコロッセオと呼ばれる闘技場での人間同士の斬り合いや猛獣対人間の対決を見て楽しんだとされる。また現在でも先に挙げたゲームやドラマや映画・スポーツにジェットコースターやバンジージャンプなど人は危険なものが含まれる事を楽しんでいる。
つまりは危険なこと恐ろしいことを見る体験するで抑圧された心理を解きカタルシスを得るのである。
要はガス抜きだ。
アダルトゲームのレイプや陵辱をメインとした作品もこうしたカタルシスを得るガス抜きの道具だと言える。(この場合は人間の三大欲求の一つも満たすものでもあるね)
この場合は現実には出来ない事をゲームでやると言う事に過ぎない。いわば「グランドセフトオート」
というゲームで車を盗み通行人を跳ねるまで暴走をすると同じようなものだ。
現実では出来ない(したくない)からこそ暴力的なゲームを楽しめるのである。
だからこそ現実と空想の区別が普通の大人なら持っている。
また考えなければならないのはアダルトゲームに限らず漫画やアニメの業界は弱いと言う事だ。
同じレイプの描写があるAVの作品が非難や規制の対象にされない事を考えてみて欲しい。
ゲーム・アニメ・漫画はこれを守る政治的な利権は何も無いのだ。
だからこそ何度も規制の槍玉になり、松文館事件のように自民党の平沢勝栄議員が警察に影響力を行使するまでの事が起きている。
はっきり言えばアニメやゲーム特に成人向けのものを愛好するまたは製作する人々は政治的弱者なのである。
これを変える今出来る事は選挙への投票だろう。
オタクでも多くの有効な票を持つようにならなければならない。
本当にアニメやゲームが好きなら政治への無関心はあってはならない事態に既になっている。
●京都教育大学集団強姦事件冤罪の可能性
京都教育大学の男子学生6人が19歳の女子大生を強姦したとして逮捕された。
6人のうち1人以外はまだ否認をしている。
さて、ここで事件の流れを振り返ってみよう。
・2月25日に居酒屋で強姦されたとされる。
・3月3日に被害女性の母親が大学に相談。
・3月6日にハラスメント防止委員会が大学に設立。学生に聞き取り調査。
・3月24日に大学側は性交渉があった事を確認したが合意の有無は不明。
被害女性の母親に大学は「警察への告訴も考えてください」と言う。
・3月31日付けで大学は6人の学生を無期限停学処分
・3月27日被害女性の母親は警察に相談。
・4月1日に刑事告訴
・6月1日学生6人を警察が逮捕
http://blog.livedoor.jp/secondrape2009/
(参考資料:京都教育大レイプ事件のセカンドレイプ問題についての情報集積ブログ)
このブログを見ると刑事告訴までの時間が長い事が疑問である。
証拠の確保の問題からも刑事告訴は早めにすべきだが事件があったとされる日から1ヶ月以上もの間がある。
刑事告訴をしたら報復を受けるかもしれないと恐れたからか?
けれども大学内だけの周知なら6人の男性達は自由に行動できるのだから報復される可能性は大学への相談だけの方が高い。
参考資料のブログでは合意の上で6人とのセックスをした女性だったが、大学内には6人の同級生である彼氏が居る気まずさから強姦だと言ったのではとも書かれている。
密室の中での出来事であるから証明は難しい。
ましてやその場に居た6人が全員が容疑者となっているから証言は反論の材料にはなり難い。
6人の男達にとって苦悩の日々が始まったのだ。
レイプや痴漢事件は偏りの無い見方をしなければ御殿場事件のような冤罪事件を繰り返すばかりである。
http://f13.aaa.livedoor.jp/~hiroppe/gotenba/gotenba.htm
(「御殿場事件」を忘れるな)
●警官発砲で1154万円の賠償
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmay0905730/
(神奈川新聞)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1268412.html
(痛いニュース)
2004年に警官が逃走車両の運転手に発砲して運転していた31歳の男性を半身不随にさせてしまった事件が起きた。
この半身不随にさせた事を違法だと訴える裁判の判決が5月27日に横浜地裁で下された。
判決は警官の発砲を違法とし、神奈川県に1154万円の賠償を命じた。
痛いニュースの記事を読むと31歳男性は職質から逃れる為に逃走を始め、追い詰められるとパトカーにぶつかってまで逃走を続けようとしていたのだ。
これでは発砲されても文句は言えない状況だ。
何よりも職質されて逃げるというのは「私は怪しいですよ」と叫んでいると同じだ。
これでパトカーにぶつかってまで車で逃げようとするのだ。警官の生命だけでは無く無用の逃走を続ける車が一般人を巻き込んで事故を起こす可能性もある。(またこの男性は公務執行妨害と併せて覚醒剤取締法違反でも逮捕されているから覚醒剤を使用しての逃走とも考えられる)
横浜地裁は「威嚇発砲をすべきだった」として違法としているが既に警告はしてあると神奈川県警は反論している。
思うにここまで来ると守るべきは命がけで職務を行っている警官か、薬漬けで暴れる男かになる。
かつて拳銃の発砲が厳しく規制されていた頃の警官は犯人の刃物で刺されて命を落とす事件があった。これの反省から緊急時には警官が発砲できるように規制緩和がなされた。
警官が倒されてしまった場合。果たして誰がその場で無防備な一般人を守るのであろうか。
今回の横浜地裁の判断は公共の安全に影を落とす事にならないだろうか。
引き金を引くのを躊躇って被害者が増える。
そんな事態にならないと言えるであろうか。
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