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架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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フィリピンの首都マニラにあるペニシュラホテルでフィリピン軍の元大尉のアントニオ・トリラネス上院議員とダニロ・リム准将を中心に30名の兵士が立て籠もった。
彼らはアロヨ大統領の辞任を求めている。
フィリピンではアロヨ大統領の辞任を求めて過去にも青年将校がホテルにに立て籠もる事件が起こり。昨年2月には軍のクーデターが発覚。非常事態宣言が発令されてクーデターは防がれた。
今回の立て籠もりはその2月のクーデター未遂で逮捕されて裁判中の2人が首謀者であった。BBCニュースでは裁判での審議が終わると兵舎に帰るそうだが、その兵舎の位置がマニラの商業地区が隣にあり、首謀者の2人は裁判所からそのままホテルに向かったそうだ。また、警備の兵士が同調してそのままホテル占拠へ共に向かったと言う。
政府は即座に軍を投入。1500人と装甲車3両を投入。装甲車でホテルの内部を射撃し、(玄関前に横付けして銃撃する映像が見えた。更に玄関内部へも突入)特殊部隊が催涙ガスを使用しながら突入した。これに首謀者の2人はすぐに投降した。
ホテルには海外のマスコミが滞在していた事からBBCでもCNNでもライブでこの事件を報じていた。(ホテル内で置きっぱなしのカメラからの映像をBBCもCNNも流していた)
先に書いたBBCでのホテル立て籠もりまでの流れだとこの事件はその場の思いつきで実行したような感がある。何の準備も無しで行われた為に即座に鎮圧されるという結果になっている。
こうなると、この先にも軍のクーデターは相次ぎそうな気がしてならない。掌握し切れない軍と言う不安材料を抱え修羅場を越えたアロヨは結構強い国家指導者なのかもしれない。(良い施政かどうかは別だが)
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