架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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今更だが我が地元を守る陸上自衛隊第13旅団が改編されている事実を最近知った。
1999年に師団の旅団への改編を行う初めての部隊として第13師団が旅団へと改編された。
普通科連隊は定員が1000名から600名に、戦車大隊は中隊に、特科連隊は大隊規模の特科隊となって7000人から4000人の部隊に縮小した。
それんな第13旅団は今年改編される事となった。
・第47普通科連隊が中部方面混成団に編入される。
・第13対戦車中隊を廃止
・第13偵察隊増強
・第8普通科連隊増強
この4点である。
また、第13旅団自体も即応近代化旅団への改編に伴い人員を3500人から3700人へと増強される。
(また軽装甲機動車120台を導入する)
中部方面混成団は滋賀県大津駐屯地で今年3月26日に編成された部隊である。元は第2教育団であったが第47普通科連隊を編入して混成団として改編となった。
この改編は隊員の教育や訓練を中部方面総監部が一括して管理すると言うものであり、予備自衛官でほとんど構成される第47普通科連隊は混成団で訓練を積み重ねて有事に備える予備兵力となるのである。
第13旅団は最大の予備自衛官部隊を切り離して常備自衛官のみによる即応力の高い部隊へと変わるのである。
(予備自衛官の部隊(コア部隊)は招集して部隊編成完結まで時間がかかる)
この試みは2年前の東北方面隊の東北方面混成団の編成で実績があった。この時にもコア部隊の第38普通科連隊が編入されている。
第13対戦車隊廃止はその戦力を3つある旅団の普通科連隊い振り分けて連隊の対戦車能力を高めている。
第13偵察隊の増強はそれまでの90人から130人に人員を増やし、旅団では2番目となる軽装甲機動車(10両)を配備して戦力が強化された。また、3月26日に滋賀県大津駐屯地で編成された沿岸監視部隊「中部方面移動監視隊」と共同して日本海の警戒強化をするという。
鳥取県米子駐屯地の第8普通科連隊も増強されている。人員を120人増強である。これは1個中隊分の人員であり、3個中隊(本部管理中隊除く)から4個中隊になるという事だろうか?
また、今年1月には第8普通科連隊には旅団では初めての軽装甲機動車を配備していた。
これら一連の改編は3月26日付けで完了となっており、第13旅団は既に新たな姿となっているのだ。
その旅団の主眼は日本海沿岸のようだ。増強した第8普通科連隊と第13偵察隊がその証明である。だが、中国地方の日本海沿岸は500キロあり、140人の増強だけでは少し心許ないような気もする。やはり第13飛行隊の一部を出雲か米子のどちらかに置いて警戒監視能力を上げるべきだとも思える。
こうした日本海への警戒は北朝鮮の工作員上陸阻止であろうか。小型の潜水艦や漁船型の工作船で侵入する北朝鮮工作員を阻止するなら第1の侵入ルートである海の状況を知る必要がある。つまり海自や海保との連携である。しっかりした連携ならば海自・海保からの情報で的確な位置に部隊を展開出来るからだ。この辺りは不明であるが、連絡体制の確立は必要だろう。数においては自衛隊は劣勢であるからだ。
ならば少数を上手く動かす高い情報伝達能力が必要だ。これは現在研究されている基幹連隊統制システムに期待するところだが、これに他の組織との連絡が可能であって欲しいものである。
1999年に師団の旅団への改編を行う初めての部隊として第13師団が旅団へと改編された。
普通科連隊は定員が1000名から600名に、戦車大隊は中隊に、特科連隊は大隊規模の特科隊となって7000人から4000人の部隊に縮小した。
それんな第13旅団は今年改編される事となった。
・第47普通科連隊が中部方面混成団に編入される。
・第13対戦車中隊を廃止
・第13偵察隊増強
・第8普通科連隊増強
この4点である。
また、第13旅団自体も即応近代化旅団への改編に伴い人員を3500人から3700人へと増強される。
(また軽装甲機動車120台を導入する)
中部方面混成団は滋賀県大津駐屯地で今年3月26日に編成された部隊である。元は第2教育団であったが第47普通科連隊を編入して混成団として改編となった。
この改編は隊員の教育や訓練を中部方面総監部が一括して管理すると言うものであり、予備自衛官でほとんど構成される第47普通科連隊は混成団で訓練を積み重ねて有事に備える予備兵力となるのである。
第13旅団は最大の予備自衛官部隊を切り離して常備自衛官のみによる即応力の高い部隊へと変わるのである。
(予備自衛官の部隊(コア部隊)は招集して部隊編成完結まで時間がかかる)
この試みは2年前の東北方面隊の東北方面混成団の編成で実績があった。この時にもコア部隊の第38普通科連隊が編入されている。
第13対戦車隊廃止はその戦力を3つある旅団の普通科連隊い振り分けて連隊の対戦車能力を高めている。
第13偵察隊の増強はそれまでの90人から130人に人員を増やし、旅団では2番目となる軽装甲機動車(10両)を配備して戦力が強化された。また、3月26日に滋賀県大津駐屯地で編成された沿岸監視部隊「中部方面移動監視隊」と共同して日本海の警戒強化をするという。
鳥取県米子駐屯地の第8普通科連隊も増強されている。人員を120人増強である。これは1個中隊分の人員であり、3個中隊(本部管理中隊除く)から4個中隊になるという事だろうか?
また、今年1月には第8普通科連隊には旅団では初めての軽装甲機動車を配備していた。
これら一連の改編は3月26日付けで完了となっており、第13旅団は既に新たな姿となっているのだ。
その旅団の主眼は日本海沿岸のようだ。増強した第8普通科連隊と第13偵察隊がその証明である。だが、中国地方の日本海沿岸は500キロあり、140人の増強だけでは少し心許ないような気もする。やはり第13飛行隊の一部を出雲か米子のどちらかに置いて警戒監視能力を上げるべきだとも思える。
こうした日本海への警戒は北朝鮮の工作員上陸阻止であろうか。小型の潜水艦や漁船型の工作船で侵入する北朝鮮工作員を阻止するなら第1の侵入ルートである海の状況を知る必要がある。つまり海自や海保との連携である。しっかりした連携ならば海自・海保からの情報で的確な位置に部隊を展開出来るからだ。この辺りは不明であるが、連絡体制の確立は必要だろう。数においては自衛隊は劣勢であるからだ。
ならば少数を上手く動かす高い情報伝達能力が必要だ。これは現在研究されている基幹連隊統制システムに期待するところだが、これに他の組織との連絡が可能であって欲しいものである。
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