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架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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京都の事件で地上波では全て放送休止であったSchool Days第12話。
スカパーのアニメ専門チャンネルATXで28日午後9時30分放送された。現在においては唯一の放送だろう。


放送直前に出たATXからのお知らせ。これを最初は事件の影響が残る今に配慮しての事だと考えていたが。

このお知らせをしないといけない程の内容でした

ここから先はネタバレになります。(また、残酷な表現含む)


主人公である伊藤誠は西園寺世界を妊娠させてしまう。それに誠は戸惑い、責任から逃れたいと言う態度に出る。その時に冷たく接するようになっていた桂言葉と出会う。
(この時に誠のアパートの部屋で手料理を作って待つ世界からの電話を誠は怒りながら「帰れよ」と言う場面は誠の非情さ極まれりと言う所ですね)
世界は誠が言葉と一緒にいる所を目撃する。それから3人の修羅場。そして世界は精神的に追い詰められ・・・とうとう包丁を手にして誠を殺してしまう・・・。
誠を殺害して自分の部屋に閉じこもる世界に言葉からの呼び出しメールが。
呼び出された世界は目にした。「バッグに詰められたバラバラ(?)の誠の死体」を・・・。言葉は「西園寺さんが言っていることが。本当かどうか確かめさせてください」と言ってノコギリで世界を殺し、更にはお腹を裂いて本当に世界のお腹に赤ちゃんが居るか確認し、「やっぱり嘘だったんじゃないですか」と言った。
そして言葉はヨットの船上で誠の「頭部」を抱いて幸せに浸っていた・・・
これが大まかなSchool Days第12話の流れである。見た感想は

ひぐらしのなく頃に以上に怖い

です。ここまでドロドロの鮮血エンドは背筋が凍るものです。これでは地上波では休止になってもその通りな内容でした。(けど、あそこまで思い切った流れにしたスタッフも凄いものだが)

ちなみに、2ちゃんねるのATX実況スレではいつも以上に盛り上がり、7885レスも書き込みがあったそうです。(ATX実況スレ調べ。CM含む)これは8スレに相当する(1スレが1000レス)もので、1年以上ATX実況スレに居て初めて体験するスレ消費の早さである。
また、同じ日の午後10時から秋葉原でスクールデイズ第12話試写会が行われたそうで。あの血みどろの展開に3人が吐いたとされる。

何にせよ。事件と放送休止という話題性に内容のあまりの凄さに今年のアニメ最大の伝説となった
School Daysであった。
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9月18日午前。16歳の少女が45歳の父親を斧で殺害した。
同日深夜。テレビ神奈川で放送されるアニメ「School Days」第12話が突然の休止。代わりにヨーロッパの城などの風景が流れた。
http://jp.youtube.com/watch?v=mx3HeTbeBbc
(YouTubeより。テレビ神奈川で放送されたスクールデイズ第12話差し替えの映像)
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/09/schooldays.html
(まんたんウェブより。スクールデイズ休止の記事)
http://www.schooldays-anime.com/news/newspup/index.html
(School Days公式サイトより第12話休止に関して)
http://danceofeternity.blog76.fc2.com/blog-entry-650.html
(まごブログレッシブルより、チバテレビでのSchool Days第12話差し替映像の画像)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1123262
(ニコニコ動画よりテレビ大阪でのSchool Days第12話の対応)


School Daysを放送していたテレビ神奈川・チバテレビ・テレビ埼玉・テレビ愛知・テレビ大阪と、地上波での放送は全部休止となってしまった。
残るはCSのアニメ専門チャンネル「ATX」だけである。27日に問題の第12話が放送となるが、公式サイトも放送の中でも休止の告知は無いので放送されると思われる。

では、何故にSchool Daysは放送休止となったか。第12話で出てくると思われる場面をゲームの動画で見てみよう。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm991399
(ニコニコ動画より、ゲームSchool Daysの動画。ネタバレでもあるし、血が苦手な人は注意)

この場面では、ヒロイン言葉がのノコギリで殺人を行っている。アニメもこれと同じとすれば、事件と内容は似て無くてもテレビ局や製作側も批判やクレームが来るのを回避するために自粛したのだと考えられる。

しかし、第12話は最終回でもあり注目作でもあるから期待していた方達にとっての落胆は大きい。
また、落胆の声は海外から出て「Nice boat」の言葉がネットで広まった(笑)
http://sacredplacejapan.blog.shinobi.jp/Entry/92/
(聖日本より海外の反響)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Nice%20boat
(「Nice boat」について)

だが、その一方で斧を使うキャラクターが出ていたアニメが同時期に放送されていたという。
http://nayuta.blogzine.jp/fundoshi/2007/09/xenoglossia25_2d83.html
(人の褌より アイドルマスターXENOGLOSSIA第25話)

京都の事件はSchool Daysだけでは無く、「ひぐらしのなく頃に解」の休止にも及んだ。
「ひぐらし」の場合は一部のマスコミで「斧」を使った事をヒロインの竜宮レナが「鉈」を使い、殺人をした事に影響されたと言う風に報じられた。
http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/report/archives/2007/09/post_19.htm
(KBS京都。ひぐらし放送休止の告知)
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/09/post_1364.html
(まんたんウェブより、ひぐらしのなく頃に解放送休止の記事)
http://jp.youtube.com/watch?v=OTie5DfE4FI
(YouTubeより。ニュース番組「ムーブ」で京都の殺人事件を「ひぐらし」の影響か?と放送)

とは、いえ。犯人となった少女が「ひぐらし」のソフトやマンガを持ち。犯行を「ひぐらし」からヒントを得たと自供でもしない限りは「ひぐらし」を批判する事はできない。したとしても「根拠のない言いがかり」にしかならないからだ。その為に報道で「ひぐらし」の影響を報じる所は少ない。

けれども、こう影響とばかり言っても事件の経緯を見ると家庭事情の不満が溜まった事の方が大きいのだ。マンガやアニメの影響が大きいならば前から鉈やバットを使う事件が連続していた筈だ。アニメ「ひぐらし」の1期ではバットや鉈での殺人シーンが何度もあったが、それに影響を受けたとされる事件は聞かない。
ここで過去。起きた親類を殺害した事件を見てみよう。
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/2006/nara.html
(奈良県家族3人放火殺人の犯罪心理学)
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/syounen/2005/itabashi_murder.html
(板橋両親殺人事件の犯罪心理学)
この2つの事件は親殺しと放火に爆破を行った事から大きくマスコミに取り上げられたニュースである。どれも犯行を行った少年は真面目な性格であるが故に家庭や自分への接し方への不満が大きく溜まり犯行に及んでいる。2つの事件の少年にしろ、今回の少女にしろ家庭という閉じられた世界の中で不満を解消できずにいたのが犯行に至る動機としては大きい。

だが、今日。斧による犯行がまた起きた。これに関しては京都の事件のニュースを見ての事と考えられる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070924i101.htm?from=navr
(読売新聞 中3少年。斧で父親の頭切る)

何にせよ。世の中で人間は何らかの影響は避けられない。しかし、犯罪で創作物のマネをするのはごく希なものであろう。犯罪にしても何らかの目的があり、それを実行する段階でアニメやゲームなどのマネをするのは愉快犯や猟奇殺人の域である。その域に達した場合は未熟な心の少年少女にしろ人格にこそ問題がある。

今回の放送休止の流れは制作側とテレビ局が騒ぎが起きる前に行った回避行動である。作品の続きを楽しみにしていたファンからすれば、とんでもない話だが、批判のヤリ玉に上げられるマンガやアニメにあっては致し方ない流れであるとも言える。現在移行に向けている地上デジタル放送で視聴年齢制限が設定できれば、いきなりヨーロッパの古城を目にする事も無くなるのでは?と考え期待したいものです。


オマケ(某ドイツの総統は今回の騒動にご立腹だそうです(笑))
http://jp.youtube.com/watch?v=1j5r3kGObR8
http://jp.youtube.com/watch?v=e4wCC4o0FFk&NR=1

127ミリ


(上半分 第3新東京市の防衛の武装となっていた(上)127ミリ速射砲塔(下)46センチ砲塔と15.5センチ砲塔)
(下半分(上)ヤシマ作戦の場面で登場した軽装甲機動車(下)エクラノプランKM)

日曜日に広島市のシネツイン2でエヴァ劇場版:序を見て来ました。
公開から10日以上過ぎていましたが・・・映画館の前には列が。公開するのがこの1カ所だけといえど人気は衰えずだなと実感するものでした。
そのために立ち見となった。だが、映画館の配慮で座布団を借りて床に座り見る事が出来た。

さて、劇場版だが。とても面白かったです。
1話からヤシマ作戦の辺りまでをリメイクしてるが、新作カットもあって「テレビと同じでつまらない」とは全く思えなかった。まあ、これはエヴァの設定やテレビ編を全部見たファンだから言える感想であると言えるが。
今回の個人的な見所としてはメカニックだろう。
第3新東京市に設置された武装。ビルの屋上に並ぶ護衛艦の127ミリ単装速射砲の砲塔(「きりしま」級や「たかなみ」級に搭載)にパトリオットミサイルの発射装置とレーダー。更に更に、戦艦大和の主砲と副砲と思われる砲塔すら出ている。(これは男たちの大和のロケセットを見ての影響か?)これらが射撃している様もなかなか燃えるものだ。
また、こだわりのある兵器関連としてはサキエル戦後ミサトとリツコが乗る機体として登場したロシアのエクラノプランKMと言う珍しい機体が出ていた。
また、ヤシマ作戦の場面では軽装甲機動車が登場。マヤが天井を開けてパソコンを使っている場面があったが、ガレージキットになりそうな気がする(笑)
だが、何よりも燃える展開はヤシマ作戦での重機を使いポジトロンライフル用の陣地を作り、送電用の機器が並んで行く一連の流れだ。これはテレビ版でも好きな展開だった。スケールの大きい事の準備は男心をくすぐるものがある。
ここまで設定やらメカやらの感想で映画自体の感想は中途半端だね。
映画自体はよく出来てる。今回見て思ったんだが、シンジは普通の少年だと思うところだろうか。人付き合いが苦手はともかく。いきなり、エヴァに乗る事になり、生死の境を彷徨い心が荒む。情けないと見えてもこれが「人間らしく」俺は見えた劇場版のシンジでした。
作中では戦う意味を見出せないシンジを見ると、現在スカパーで放送しているアニメ「ぼくらの」と似ていて感慨深いものがあります。やはり、人には何かの精神的支柱(この場合は守るはっきりした誰か)が必要なのだなと思うものだ。
次回。の「破」ではかなり話がテレビ編と変わるようなのでこれから先も期待が大きい。

そして俺の中での最大の感想。「やはりミサトさんは最高だ」
葛城ミサト

9月1日より公開されている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が公開されている。俺の住む広島県だと広島市にある1軒の映画館だけの公開のようだ。
けど、まだ見てはいないので映画の感想は後日となるが、エヴァについてアレコレ書いてみる。

エヴァを初めて知ったのはなんとか映っていた県外の放送局(せとうち放送)が深夜に放映していたのを偶然見た事からだ。最初はロボットものとして見ていたが、見事にハマった。時に中学2年生だった。
ハマった要素としては世界観の凄さや要塞となっている第3新東京市のメカニックにのめり込み。(作中ではアスカ来日の国連艦隊やヤシマ作戦のポジトロンライフルのシステムが特にお気に入りだ)最後は重いドラマとなりつつもキャラクター達が好きになっていた。
特にお気に入りは葛城ミサトである。作戦部長としてカッコイイお姉さんでもある一面。私生活はかなりマイペースという二面性が面白い。だが、後半になるとシンジへの苛立ちや加持への愛など、まとめて言えば「人間らしい喜怒哀楽のあるキャラクター」として今でもお気に入りのキャラクターである。

エヴァを県外の放送で見た後で劇場版公開が決まり、広島県でもテレビ放送されて身近にもエヴァが知れ渡り、友人もエヴァグッズを集め出す(俺もだが)
また、当時は文化放送などの関東での声優が出演しているラジオ番組を聞いていた。エヴァの劇場版公開に合わせてニッポン放送が夜10時の番組で出演声優をゲストにエヴァ特集してたのを雑音混じりで聞いていた(また、全国放送のオールナイトニッポンでもエヴァ特集の番組をしていた)まさに、あの時はエヴァという祭りに酔っていたんだと思う。テレビやラジオでエヴァを楽しみ。それを知る友人と楽しむと言う事に。
劇場版を見てあの頃の記憶にも浸ってみたいとも思う。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」公式ホームページ
http://www.evangelion.co.jp/
http://d.hatena.ne.jp/bushin/20070813
(↑孫策さんのブログ「声優マニアックスより)
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20070813-240922.html
(↑日刊スポーツより)

「ひぐらし」のアニメを見ていて俺は「まさか実写で映画とかなるかな~?」と考えた事があった。
なんと、それが現実になったのだ!
けれど俺は望んで無いし、むしろ「実写でやるべきでは無い」と思い反対なんだ。
ゲームやアニメで「ひぐらし」の世界に溺れた人なら尚更実写への抵抗は強いだろう。まあ、アニメやマンガの作品を実写のドラマ映画でやって良かったと思える作品が無いからだと思うし、何よりも「違和感」が強くあるだろうと思うからだ。(特にレナの「嘘だ!」や梨花の「にぱ~」とかキャラクターの特色である癖とか)

まず、実写では出ない所を予想
・梨花が神社で惨殺
・梨花が詩音の前で包丁で自殺
・沙都子が貼り付けにされて詩音に拷問されるシーン
・沙都子が風呂場で倒れてるシーン(何か別の表現にされそう)

・エンジェルモートの制服・・・(あれこそアニメや漫画でこそのモノだと思うw)

ここまで否定的に書いてきたが、監督がどんな風に作り上げるか大変気になる所です。
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某掲示板では呉護衛艦隊または呉陸戦隊とも名乗る戦車と眼鏡っ娘が好きな物書きモドキ
現在25歳の広島県在住
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