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架空戦記小説と軍事の記事を中心にしたブログです
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ここで艦隊や位置関係について説明しておこう



(↑自作のとても簡単に描いた地図。上がアフリカのある南。下がイタリアやシチリア島のある北である)
こちらは3つの艦隊。(C)戦艦5隻のイタリア艦隊Ⅰ。(A)巡洋艦5隻からなるイタリア艦隊Ⅱ。(B)軽巡洋艦3隻からなるレーダーの艦隊がある。
イギリスの輸送艦隊を求めて地中海を南へと航行していた。


イタリア艦隊Ⅱ
「そろそろ敵の制空圏内だから引き返えすか※1」



「おい、何言ってるんだ!これだからイタ公はなっとらん!俺がお前らの背後から砲と魚雷で援護してやるから南に行け!」


「ドイツ人なのにロシア人の真似をしてやがる」


「何か言ったか?ああ、背後からの援護が必要なんだな?魚雷1発いっとく?」



「畜生・・・いつか殺してやる・・・」

レーダーの脅しでイタリア艦隊Ⅱは南へ向かう。
イギリス軍雷撃機ソードフィッシュ
「お、敵艦隊発見!タリホー!」



「ぎゃああ!!だから行きたくなかったのに・・・」


「心配するな俺の艦隊も空襲を受けとる」

イタリア空軍はマルタ島の空戦に忙殺されて南へ進む艦隊の援護が出来ず英軍の雷撃機の為すがままにされていた。


「敵は空襲で混乱しておるぞ。潰してしまえ!」


「げ!」
「げ!」

空襲で混乱するイタリア艦隊Ⅱとレーダー艦隊にイギリス艦隊が襲い掛かる。


「腰抜けのイタリア人なんぞ恐るるに足らず!」



「マズイ。これは非常にマズイな。本当に援護してやらんと・・・。全艦突撃!」



「来い、ドイツ人!少しは私を楽しませてみろ!」

とうとうイギリス艦隊と接触したイタリア艦隊。しかし序盤は不利な局面。レーダーはコーネリアに挑んで
活路を見出せるのだろうか?


※1 空母を最後まで持てなかった第2次世界大戦のイタリア海軍は上空の援護を空軍に任せていた。しかし連携は上手く行っておらず満足な空からの援護を受けられない事がイタリア海軍の行動を非積極的にさせた要因の一つとなった。
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今日。広島湾で海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」(略して特警隊・SBU)の訓練がマスコミに公開された。
訓練では不審船に見立てた艦艇へ、ヘリとボートで特警隊が向かい、乗り込んで制圧するまでが公開された。
夕方の地元のニュースで見ると特警隊の隊員は紺の上下の上に黒いベストを着込み。カメラかライトを付けた黒いヘルメットを装着している。武装は89式小銃で、陸自の第1空挺団や戦車隊員が使う銃床が折れるタイプが使われていた。
動作も援護出来るように前を進む隊員の背後にいる隊員が小銃を進行方向に向けたり、丸く姿勢が低いながらも集団で船内に進入すると言った動きの慣れが見れた。

海自の特別警備隊は1993年の能登半島沖不審船事件で不審船を取り逃した教訓から創設に至ったと言われる。この事件では一時停船した不審船に追跡した護衛艦の隊員が銃で武装して臨検しようとしtりた。これは実行前に不審船が逃走を再開した為に行われなかったが、実際には銃や白兵戦に慣れない護衛艦の隊員が不審船に乗り込めたかは大きな疑問だ。2001年の奄美沖不審船事件で海保の巡視船に不審船からAK47小銃や機関銃の銃撃を浴びせた事からも「慣れない隊員」が武装しているであろう船を臨検は出来ない。
そこから海自は2001年に特別警備隊を創設した。
特警隊はアメリカ海軍の特殊部隊SEALSに訓練を依頼したが、スケジュールの関係でイギリス海軍の特殊部隊SBSで特警隊はスペシャリストとしての基礎訓練を施された。
特警隊は約70名の3個小隊小隊からなる部隊で海自の第1術科学校のある江田島を基地にしている。機密のベールに包まれているとはいえ、船舶が行き交い、牡蠣の養殖場がすぐそこにある広島湾では地元民に訓練を度々目撃されるらしい。だが、それでも陸自の特殊作戦群と並ぶ秘密の部隊として姿すら分かりづらい存在ではあった。それが今回マスコミの前に現れ鍛えた技量を見せた事は、守られる者としては頼もしい限りであるし、軍オタの俺としては期待を裏切らない姿であった。

中国新聞(動画あり)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706280376.html
RCC(中国放送)のニュース動画
http://news.rcc.ne.jp/rccnews/data/3374_L.asx

1941年5月。北アフリカではロンメル将軍率いるドイツアフリカ軍団とイギリス軍とでトブルクを巡る攻防戦が激化していた。
そして今、北アフリカに面する海原、地中海でイタリアとイギリスの海戦が始まろうとしていた。

「これより英軍の北アフリカへ向かう輸送船団を攻撃する!全艦抜錨!」

北アフリカ戦線で苦戦する英軍は強行輸送作戦「タイガー作戦」を発動した。補給物資をジブラルタルからアレクサンドリアへと輸送するこの作戦は。イタリアの勢力圏を横切り地中海を横断するという大胆で危険な作戦であった。
イタリア軍はこの好機を逃さず戦艦5隻からなる艦隊を出撃させた。

「何故かドイツ海軍総司令官のレーダー元帥が軽巡洋艦に乗って参戦しているぞ。Uボ      ートでの通商破壊作戦が主な大西洋がイヤになったか」
「潜って魚雷を撃つとは陰湿過ぎる、暗いよ!海軍軍人なら大海原で堂々と撃ち合うのが正道じゃ~!」
「…ベルリンや狼の巣(総統大本営)で相当ストレス溜まっていたんだな…」


「おい!イタ公!戦艦ぎょうさん持っとるじゃろうが!ドンドン前に行かんか~!」

何やら心を病んだレーダー元帥に尻を叩かれつつイタリア艦隊は出撃した。上空ではマルタ島から出撃したイギリス空軍とドイツ・イタリア両軍の戦闘機が空中戦を展開し戦いの火蓋は切られていた。

「空戦は存外にイタリア軍が優勢です。Bf109が2部隊居た事を差し引いてもでっかい奇跡です」
「まともな戦闘機が無いようでもハリケーンと渡り合えるし、シーファイアにも数で押せば全滅寸前まで追い込めたな。やるじゃないかイタリア人も」
「はは、飛べない○○はただのナントカですよ~」

「ちょっと気が抜けて無いか…」

空戦では優勢になりつつも今だ英軍の輸送艦隊を発見できずにいるイタリア軍。果たして…




※Bf109  ドイツ空軍の戦闘機。ゲーム内ではイタリア軍扱いだがドイツ軍だと思われる。
※ハリケーン・シーファイヤ イギリス空軍の戦闘機。
※この時点でのイタリア軍戦闘機はファイアットG50戦闘機で最高速度472km/h。MC200戦闘機で502km/h。ブレダ65で430km/h(このブレダ65は戦闘機言うには少し怪しいもので、戦闘機・爆撃機・偵察機の任務がこなせる万能機で開発された)ゲームでは爆弾搭載の戦闘機扱い。
対する英軍のホーカーハリケーンは最高速度550km/h。シーファイヤは584km/h。これではまともに追いつけない。普通ならこのゲームのこのステージに1部隊しかない複葉戦闘機グラジュエーター(最高速度407km/h)だけなんだが…

「おおお~えええ~あああ~」の出だしと「アンインストール♪アンインストール♪」のサビで有名なアニメ「ぼくらの」OP「アンインストール」(歌 石川智晶)。
ニコニコ動画でそのMADを探すと結構曲と映像の似合うものがあるのに驚いた。
ミリタリーもの(主にアニメ)で傑作を挙げます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm351738
(タクティカルロアのMAD。曲の出だしとタイトルの登場が凄くマッチしている)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm231391
(ジパングのMAD。大和の砲撃シーンが特に合っている!)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm335953
(ガサラギのMAD。作品の雰囲気と曲が合っているね)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm395931
(映画「パールハーバー」のMAD。映画自体はあんまり良くなかったが、曲と編集で感動ものになってる)

以上を見ると「アンインストール」の悲しげな曲調が戦いの悲壮感を演出してミリタリーものには合うのだろうな。

6月5日に全国の警察本部長を集めてSATとSITの合同訓練を行った。機密扱いで警察の幹部も把握しきれないSATの実力をその目で見た訳だが、問題は警察本部の指揮能力だろう。
先月起こった愛知の事件はSATとSITと言った特殊部隊に大阪府警の刑事部捜査第一課特殊犯捜査係(通称MAAT)に愛知県警と言う混成部隊で事件に対処する事となった。
これはでは指揮系統の混乱は起こるのは間違いない。撃たれた警官の救出も「どの隊でするか?」が問題になったとも大いに考えられる。これが5時間の放置の原因の一つだろう(または、その警官が犯人宅の敷地奥に居ると言う不利な状況もあるだろう)
連合赤軍のメンバーが散弾銃を持って立て籠もった「あさま山荘事件」では長野県警と警視庁の部隊を統括する部署が置かれて多少の軋轢はありながらも警視庁主体の指揮で解決した。
将来的には銃器の犯罪は増えると思われる。こうなると各警察本部が指揮するのでは無く、各地の管区警察局ごとに現場の部隊を統一指揮し、事件を解決するのを目的とした「統合指揮団」を編成するべきであると思われる。立て籠もり事件など、長期間で大規模な警官を動員する事案を専門に部隊運用と共に事件の解決の全てを仕切る司令部となるものだ。これで鍛えられた各部隊を上手く使い出来る限りの早期の事件解決に繋がるようになって欲しいと思う。

だが、身近には銃器は存在する。警察庁の統計では1996年には1549丁の銃を押収し、2001年からは1000丁を下回り2005年には489丁押収している。これを見ると「日本国内の銃は少なくなったな」と楽観出来る数字だ。
だが、1995年に銃砲刀剣類等所持等取締法(銃刀法)が改正されて銃の所持が3年の懲役刑から10年に変わり、銃と弾も一緒にあれば加重所持罪で3年の懲役が加算される。もしも発砲事件を起こせば無期懲役もあり得る法となった。これでは銃を所持してる者は更に見えにくい所へ銃を隠す。暴力団が警察との癒着で銃を差し出すと言う事も無くなっているようだ。つまり、隠れた銃が日本には少なくない数である。
問題は愛知の事件や4月の町田市の立て籠もり事件の様に突発的に隠れた銃で犯罪が起きる事だ。アメリカ程では無いにしても2ヶ月連続で銃での犯罪が起きた事は日本の治安に新たな手法を求めているのは確かだ。しかし、それには警察と言う組織が変わる必要がある。犯罪の検挙を得点稼ぎにしている為にヤラセさえあるからだ。2002年に北海道警察が拳銃押収の代わりに薬物・盗難車の密輸には目を逸らす事があった。
組織は何にせよ人が作るもの。意識を変えないと今までにない犯罪には対応出来ない。

 

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某掲示板では呉護衛艦隊または呉陸戦隊とも名乗る戦車と眼鏡っ娘が好きな物書きモドキ
現在25歳の広島県在住
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